絶望の話

絶望への対処や解決がなされないままの歴史を積み重ねているので、

絶望することが当たり前になっている。絶望する権利があると思っている。

絶望を乗り越えた人もいるのだろうが、個人レベルの処置なので応用が効かないし広まらない。

不幸自慢ならぬ絶望自慢。そんな作品や言論が増えたように思う。

そもそも絶望なんてものは本当にあるのだろうか。

大きな壁に見えるが実は些細なことだったと捉えることも可能だろう。

ただ共感を得られない。

絶望が存在しないという主張は身勝手で無知だと思われがちだからだ。

あまりに大きすぎるものは見えないという。

大きすぎるものを描ける人たちがいない。

まあいなくていいのかもしれないが。