もったいない

ゴールデンカムイのメイン女性キャラの声優の声が作品の世界観を軽くしてしまっている。子供が視聴できるようにハードな内容を和らげる目的でそうなっているのなら企画コンセプトの問題だが、作品として相応しいと信じて選んでいるなら趣味が悪いしセンスもないと思う。

この作品のキーマン(決定権を持つ者)になる誰かが選んだのだとしたら、客観性が足りない。作品の内容はこの客観性を大事にしている配慮が見られるのに声優の声質と演技力でぶち壊しだ。詰めが甘い。もったいない。アニメというのは隅々まで考え抜かれ俗っぽい欲を取り除けたものだけが名作になるのだろう。

 

それにしても蟲師の映画俳優は作者が決めたというのは本当なのか。

なんだかがっかりした。本当だったら更にがっかりするので追って調べてはいない。